初夏の上高地へ。
私katsuoの故郷は長野県なのですが上高地に行ったことがありませんでした。
上高地の観光ポスターを見かける度に、清流の有り得ないほどの美しい色は本当なのだろうか。。。
と半信半疑でしたが、今回訪れて納得しました。
これはもう神の領域。
上高地ならぬ神高地なのでした。
2019年5月下旬。
この日はとても良い天気で数日前から夏のような暑さ。
穂高の山麓線沿い。美術館やカフェレストランが点在し、今の季節は新緑が綺麗で
ドライブにおすすめのエリアです。
上高地入りするには自家用車の乗り入れは「さわんどバスターミナル」までになります。
ここに辿り着くまでに道幅が大変狭いトンネルが数か所とくねくね道があり少々ヒヤヒヤしながら到着しました。
*「さわんどバスターミナル」と直結しているのは第三駐車場です。
この場所よりもっと手前に駐車場が2か所ほどあり、おじさんが呼び込みしてあたかもそこに駐車しなければいけない風ですが、さわんどバスターミナルと直結している第三駐車場がおすすめです。(空いている平日は特に。)駐車代は1日定額/600円でした。
上高地へ向かうバスの始発ですし、さわんどバスターミナル内のトイレや待合場所も綺麗で快適でした。
バスは往復割引運賃で私達は3名だったので合計6150円也。
1時間に3本運行しています。
さぁ、ここからバスに揺られて約30分。
途中から清流も見え始めました。
美しい。。。
既に絶景!こちらは大正池を通過した辺りの景色です。
バスに乗車の際は進行方向左側の席からこの様な景色が望めます。
そして 上高地バスターミナルに到着。
今回は河童橋~明神池のコースを堪能する予定です。
時計を見ると12時半。
バスターミナルすぐ傍のこちらでお昼を頂いてから歩くことにしました。
出入り口のデッキからの景色も綺麗でした。
ここから河童橋までは徒歩5分ほど。
素晴らしく美しい川が出迎えてくれます。
透明感が凄いです。深い部分はエメラルドグリーン・アクアマリンの様な宝石色。
河童橋からの眺めも絶景です。壮大!
ここから1時間とちょっとのハイキングで明神池を目指します。
川の左側を歩くコースにしました。
道すがら山の住人に遭遇。
人慣れしているのか、悠々と近くを通り過ぎていきました。
偉大な樹木。根本は1本そこから太い幹が枝分かれしています。
日々の運動不足が祟り、途中休憩を挟みつつ歩み、、、、
やっとこさ着きました。
こちら明神池の手前にある穂高神社奥宮です。
立派な鳥居をくぐり、、
しんと静かな空気が流れています。
安曇野市穂高にある穂高神社本宮は馴染みがありましたが奥宮が上高地にあるとは
知りませんでした。
神社の奥にある明神池に行くには1人300円を納めて入場します。
明神池には2か所池があり、こちらが1つ目の一之池。
木々に囲まれ神秘的な水面。
続いてこちらが二之池。
まるで日本庭園のような?姿ですがこれも自然が作った芸術
不思議な場所でした。
奥宮に戻る際にこんなものが。
一之池にあった船に取り付ける船首像でしょうか。カラフルで可愛い。
1時間ほどゆっくりとして、そろそろ帰りましょう。
帰路は行きとは逆のコースを。
行とは違った景色を眺めながら歩きます。
可愛らしい野草.。
ふと現れた神秘的な景色。
日が落ちてきて、人気も疎らに。。
前後誰も居ない山道は3人とは言え少し心細い気持ちに。
自然育ちの私でさえ、たまにこんな大自然に飲み込まれてみると
山も自然も雄大すぎて、、ちょっと異世界のような不思議な感覚に迷い込んだ気分になりました。
大きくて静かで、、そこにじっとある存在に敬意を払いつつ歩みを進めました。
50分ほど歩き、河童橋に戻りました。
最後の〆にこちらのソフトクリームを食べたのですが
なんと美味しいこと!
濃厚でクリーミー、疲れた体に染み渡ります。。。
上高地バスターミナルからの最終バスは17時5分ですのでご注意を。
*2019年5月現在。
美しい景色を満喫しつつ、ウォーキングで体力を使い果たした私達。
帰りの運転も頑張ってくれた父に感謝です。
初、上高地は大変良い体験になりました。
自然はすごい。
この一言に尽きます。
そして無償で恵を与えてくれる大自然はなんて偉大なんだろう。
私はエコロジストでもなんでもないけれど、
ちいさな事からでも自然を慈しみ、感謝を表現していきたいと
改めて心に刻んだのでした。
小学生の作文みたいですがこんなに心から思ったのは初めてです。
自然に生かされていることをつい忘れがちな私にとって学びの多い1日でした。
完