招き猫に招かれて。。‐豪徳寺の招き猫考察‐
5月も下旬。
暑くて今年最初のスイカバーを食しました。
今日は午前中に招き猫で有名な豪徳寺へ^^
新緑の青紅葉が美しく、、、
空気が清々しく気持ち良いです。
今月だけでもう4回は訪ねていますね。もう、空前のマイブーム。
前回来た時には綺麗な花々が咲いていました。
なんと麗しい、、
境内にある三重塔にもこんな仕掛けが。
そして境内を進んで行くとそこには・・・
圧倒的猫集団が私達を迎えてくださいます・・・!!
圧倒的密度。
kawaiiと少々のホラー感が織りなすノスタルジックな世界観。
海外の観光客も多く見受けられましたが、どんな情景に映っているのでしょうか。
猫たちは豪徳寺の社務所で販売されており、願いが叶ったあとにこちらに奉納されるそうです。
豆粒のような小さいものは風に吹き飛ばされて地面に寝っ転がっていたので戻してあげました。小さな徳を積んだと自負。
以前訪問時に購入した我が家の2匹も、ゆくゆくこちらに帰還できますように、、、
5号サイズ千円、豆サイズのストラップつきは五百円也。
下記のまめサイズは豆粒太郎と命名。
つぶらで可愛い瞳。。。
所変わって、下北沢でよく立ち寄る「こはぜ珈琲」にも豪徳寺招き猫が。
見つけた時になんだかほっこりしました。
気軽に美味しい珈琲が頂けるのでつい寄ってしまう定番スポット。
豪徳寺しかり、珈琲屋しかり、ほっと一息つけるオアシス的な場所です。
これからもそんな心休まる場所を見つけていきたいものです。
最後に招きメドレーのトリを務めますのはこちら
世田谷線を疾走する招き猫号!出会えたらラッキー!?
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輸入雑貨のお店yugekemuを営んでおります。よかったら覗いて行ってくださいな
はじめまして
偶然こちらのページにたどり着いた皆様、はじめまして。
ヨーロッパ~アジアで出会った日常の生活をちょっと素敵にしてくれるものたちを
お届けしております、yugekemuの店主katsuoと申します。
異国の色を纏ったジュエリー。
長く愛用していきたいと思える手仕事がきいた雑貨たち。
少しづつですが出会ったものたちをご紹介しつつ、日々のアレコレを綴ってゆけたらと思っております。
―ちょっと立ち止まってゆっくり見て行ってくださいな^^
5月中旬。
初夏の色が出始めてきました。
青い葉のかおり、深まる新緑。
読み物、ゆげとけむり本日オープンです^^/
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2019 冬のパリ。ルーヴル美術館~美の巨人たち風でお送りいたします~
連日、展示会に足を運びつつ
無理くり時間を作って美術館巡りも貪欲に・・・
4つ以上美術館や観光施設を巡るのなら、
パリ・ミュージアム・パスがお得とのことで
わたしたちは4Day(2019年現在 66€ 約8,000/1人)を購入し、使い倒しました。
ルーヴルやオルセー美術館はもちろん、
ヴェルサイユ宮殿、凱旋門やノートルダム寺院の塔(現在は修復中) など、
メジャーなスポットはほぼ対象&チケットを都度購入する手間も省けます。
日本での購入も可能なようですが、現地では空港・キヨスク・対象の観光スポット
等、様々な場所で取り扱っているのでレート的にも現地購入をお勧めします。
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さて、
まず最初に足を踏み入れたのは
心に留まった作品を見ていきましょう。。。
1830年 ウジェーヌ・ドラクロワ / 民衆を導く自由の女神
これを見てDragon Ashを思い出す方はきっと同世代。
革命のファンファーレが聞こえてくるような迫力です。
厳重にガラス張りにされていた
1503‐1519年 レオナルド・ダ・ヴィンチ / モナ・リザ
今までレプリカばかり目にしてきた為、現物だという実感がなかなか湧きません。
意外にも小さいサイズ感。
展示品もさることながら、
美術館そのものの美しさ・・・
華やかさ・緻密さ・重厚感 が、随所に散りばめられています。
ここからは宗教画で気になった面々をご紹介していきます。
1494年 アンブロジオ・ボルゴニョーネ / 寺院でのプレゼンテーション
青白い・・どころか、灰色の肌。
この世のものでは無い不気味さと、どこか神妙な雰囲気、
そんな中、平然と頭に斧がささった聖人と子供の誕生、というコントラストに
心を掴まれました。
この聖人は、イタリア・ヴェローナの聖ペテロ
13世紀にミラノでの布教中、暗殺され、
その時の凶器が、あの斧だそうです。
殉職した時そのままの姿。凶器さえ彼の持ち物になってしまったのでしょう。
意味を知ると、なんとも言えない心境になります。
こちらはちょっと不思議な未来予知を感じる作品。
1437‐1444年 ステファノ・ディ・ジョヴァンニ /
le Bienheureux Ranieri Rasini délivre les pauvres de la prison de Florence
寄りで見てみましょう。
飛ぶ人
すり抜ける人
逃げ出す人々 。
お話としては、フィレンツェの牢獄から貧しい人々を聖人が救済しているシーンだそうです。手前の座り込んでいる人物から「おぉ、、神よ。。」と祈る声が聞こえてくるようです。
飛ぶ人の足の部分、どことなくロケットな感じ、1400年代に描かれたものと思えない
未来を予知するかのような想像力です。
お次は彫刻作品の数々。
紀元前130‐100年頃 アンティオキアのアレクサンドロス / ミロのヴィーナス
後はこうなっているんですね~
後ろ側や側面から眺めると、また新鮮です。
鵞鳥を抱く子供
すっごい、「グワァっっ!」ってなってます。友達なの?獲物なの?
こちらのベッドに横たわる貴婦人。
紀元前300‐100年頃 眠るヘルマフロディトス
柔らかそうな肌となめらかに表現された布。
腰回り~ヒップにかけてのラインが美しい線で造られています。
反対側に回り込んだところ新たな発見が・・・
お分かりいただけたでしょうか。
両方あります。
現代チックですよね、多様性を感じる美しさ。
気になって作品の詳細を調べると、少々悲しい神話に纏わるものでした。
装身具の展示品も豪華で立派なものばかり。
ルイ15世の王冠
王冠の宝石部分は全てガラスに取り替えられ展示されているとのこと。
ガラスだったとしても、おとぎ話のような美しさ。
アングレーム侯爵夫人のティアラ
ダイヤモンドとエメラルドです。
キラキラ・ゴロゴロの宝石 (の、ようなもの) が大好きだった幼少期
本物を目の前に食玩を思い出す位、童心に戻って観賞。
大人になっても相変わらず、きらきらと輝くものに惹かれる三つ子の魂。
この旅の道中、ドイツで買付けに至ったジュエリーもそのひとつ。
キャンディーのようなごろごろきらきら・・・
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パリ編、マッタリとつづく・・・
2019年冬のパリ。 ヴェルサイユ宮殿へ
今日はヴェルサイユ宮殿へ。
マリー・アントワネットの波乱の人生を想いながら巡ってみたいと思います。
旅感満載の2階建列車でGO!
カラフルで可愛らしい座席
列車に揺られること約1時間。
最寄り駅 ヴェルサイユ・シャトー駅に到着です。
曇り空がデフォルトな今回の旅。温かいコーヒーをテイクアウトして、
15分ほど歩くと・・
どんよりとした曇り空の下、
巨大な宮殿の姿が見えてきました。
門から長ーーーいアプローチの末、内部へ
迫力のある絵画が出迎えてくれます。
馬までも、威風堂々とした面持ち。パカラッパカラッ・・ヒヒーン
ほほえみ
華やかな装飾の調度品
若干心配になる展示台とのバランス。
織物部分もこんなに良い状態で保ってるって凄いですね。
憧れの鏡の回廊に到達。
全てが煌びやかな空間。これは三日三晩舞踏会せずにはいられない。
ステップ&ターンを踏みたくなる衝動を抑えつつ、、、
天を仰げばシャンデリアの迫力
天井装飾の抜かりの無さ。美の大渋滞。
憂鬱な曇り空が厳格な煌びやかさを引き立てています。
傍から見て何不自由なく暮らしていたマリーアントワネットも、こんな景色を見ながらため息とかついていたのでしょうか。。。
旅は人を詩人にさせます。
とある壁に大きな絵があったのですが
その一角に描かれた再会シーン、の様な・・・
なんだか心打たれました。
そんな感動的な絵もあれば、
こちらはしっかり甘やかされている感じの犬さん。
そして絵画にしばしば登場する隠れ犬を発見。盗み食いかい?
いち平民の私は、この豪華絢爛なお屋敷に只々圧倒されるのでした。
もう、思い残す事はここではございません。
貴族の大屋敷にお邪魔する事が出来て、この時代に生まれて良かったと感じた次第です。
以上、曇り空のヴェルサイユからお送りいたしました。
■現代のマリー・アントワネットに捧げたい、煌びやかなドイツジュエリーをこちらでご紹介しています。
2019 冬のパリ。アパートメントでプチ自炊!暮らすように旅をしてみた
今回AirBNBでキッチンつきのアパートメントを借りたので
展示会や美術館めぐりで疲れ果てた日は
近くのマーケットで調達した食材で簡単に済ませる事が多かったです。
*調理器具、食器、調味料など既にアパートメントに用意されているので簡単な調理なら不自由しません。
マートへ買い出しに行くと乳製品のラインナップが豊富でチーズ・バター・ヨーグルトの棚をずっと眺めていた気がします。。
乳製品王国と名高いフランス。滞在中に是非試したい!
とりあえず、迷いに迷って唯一知っていたコレ!エシレバター^^
日本円で500円位。安さにビックリ。。日本で買うと確か2000円台です。
そのまま食べても美味しくて、料理にも躊躇無くたっぷり使いました。
生ハムもマートで買ったお手頃なものですが十分美味しかった。
ベビーリーフも大容量のパックで売っているのでお野菜不足に重宝。
当初食器洗剤が見当たらなくて、神経質にラップを敷いた皿。なんだか生活感が滲み出ててます。
こうしてアパートメントでちょっぴり自炊生活をしていると
便利なホテル滞在では味わえない、生活感のようなものが出てきて
それがまた楽しく思えてきたり。
暮らしを感じながら寝泊りして、その土地の雰囲気を味わう
私にとってこれこそが旅の醍醐味!
路地裏のこれといって何も無い場所も、石畳とふるくて重厚な建物の効果で
初心者のわたしには新鮮で堪らない風景。
パリはもう何回目かしらぁ、なんて
平常心で眺められる”プロ”にいつかなってみたいものです。
そんな、今回の滞在中
近所散策中に見つけた近所のチャイナ料理屋。
トップ・・・ネム・・ 見たところお客さんも地元民ばかりです。
アジアンな味が少々恋しく感じてきた折、試しに入ったら大当たり。
海外、それもパリの中華。正直そんなに期待せずに(失礼!)いたのですが
どのお惣菜もピカイチに美味。
明るいベトナム系の奥様とご主人の2人で切り盛りしてる繁盛店でした。
おや?君は・・・?
そう。僕はパリ柴。
↑くんすかしながら可愛い柴犬が近寄ってきました。
奥の席でテーブルを囲んでいたパリっ子のお連れ様。
日本人だと気づくと、柴犬繋がりで大層歓迎して頂き、
わたしは片言で、めるしー^^めるしー言いながら店を後にしました。
また、とある日のTOP NEM 揚げ物も美味しい。チリチャーハンも辛うまい!
パリで出会った中華はほっこりと心に染みわたる、思い出の味となりました。
2019 冬のパリ。素敵なモノで溢れかえっている展示会MAISON&OBJETに潜入
2019年1月18日
フランス・パリで開催される MAISON&OBJET PARIS
インテリア・デザイン関連の大規模な展示会です。
そもそも旅の最大の目的は
①フランス パリ MAISON&OBJET PARIS
②イタリア ミラノ HOMI MILANO
③ドイツ フランクフルト Ambiente
以上、3つの展示会を巡る事でした。
ヨーロッパの展示会、わくわくします。
どんな素敵なものたちに出会えるのでしょうか。
RER B線にてパリ中心部から電車で30分ほど、
パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場にて開催されます。
チケットはWEBで日本にて事前購入。
5day'sチケットで1人50€でした。
入口でチケットチェックと荷物検査を受け会場に入ります。
マップを見ながらお目当てのジャンルに絞って気になったブースをとことん見ていきます。
カラフルでかわいいインテリア雑貨たち
ディスプレーも素敵です。
広い会場内にはフードコートやカフェも。
ホットドック&チップスで腹ごしらえ。
歩き疲れたらこんな小休憩場所も
1日では周りきれない規模です。
数日間通いながら、、パリの展示会で出会ったのが現在取り扱っている
デンマークのKOUSTRUP&Co,の図鑑アート柄のインテリア雑貨たち。
完全に一目惚れ。いまでも絶賛想い中。
途中、雪の降る極寒日もありましたが
素敵なもの達で溢れかえった会場は、子供の頃おもちゃ屋さんで
わくわくした気持ちを彷彿とさせる、おとなのワンダーランドでした。
日本なんでもあるよねって気持ちが吹き飛んで良い刺激となりました。
まだまだ世界には素敵なものが隠れてる!!
冬のヨーロッパ旅、何着る?編
2019年1月中旬から、1か月かけて
パリ→イタリア→ドイツ、と周った訳ですが、
一番悩んだ服問題。
寒さに対応しつつ、動きやすく、且つカジュアルすぎず(しかし移動はリュックスタイル)
出来る限り着まわせて、無駄なく出来る限りスマートに、で、あ~、靴はどうする??
旅行期間も長めな為、なかなか悩みました。
ここで、旅を終えての服装に関する振り返りをまとめてみました。
*この旅で一番寒かった国と防寒ポイント
雪国出身で、"振り切れた寒さ”への耐性はあるのですが、
ヨーロッパの冬本番の寒さレベルが調べてもピンとせず。
実際行ってみての感想として寒さダントツ1位は1月中旬のパリ!
東京の底冷え感に似た、芯から冷えるタイプの寒さ。
特に石畳の道が多いのもあり、足元からじわじわ冷えます。
そこで活躍したのがレッグウォーマー!
コーデの邪魔にならないレベルの黒の薄モコタイプです。
スカートの時も
120デニール裏起毛タイツ+レッグウォーマーなら余裕でした。
そして以外と重要な耳。
露出してる顔面が基本寒いので防寒出来る耳を守るだけで体感温度が違ってきます。
風がピューピュー吹いてもこれでへーきです。
韓国でなんと300円くらい。ビックリプチプラ
マフラーや手袋も、外移動が多い方は必須です。
そして最終兵器、ホッカイロ。
ただ、無駄な荷物にならない様バランス見ながら持っていきましょう。
背中肩甲骨の中心に貼れば効率よく温まります。
これを使うタイミングは
①今日は特に寒い、そして外にいる時間が長そうだ。な日
②なんだか、軽く風邪ひきそうな予感のとき。寝るときに貼ります。
*靴はこの2足で1か月コーデに対応
①ガシガシ歩けるスノーシューズ
②普段もフォーマルもイケるエナメルレースアップシューズ
どちらも雨降ってもどうにか耐えてくれる素材・コーデ問題もクリアし
結果無駄の無い良い組み合わせでした◎
①スノーシューズ(ellesse)
スッキリとしたシルエット・トゥの形が他のスノーシューズよりスリムな点が好みです。
黒を購入。
②エナメルレースアップシューズ
*5㎝程の太ヒールで歩きやすく、エナメルできちんと感。Finの靴は履きやすい!
今期なら↓のタイプが近いでしょうか。
https://zozo.jp/shop/fin/goods/38734350/?did=65407779
*持って行って良かった服(日常服/フォーマルな場面で)
普段の街巡り向きの動きやすい服と、
展示会や、レストランなど少々きちんとした装いをしたい場面、
この2点を重視してチョイスしました。
そして、今回は洗濯しながら1か月間着まわしていくので
荷物がかさばる&乾きにくい厚手ニット類は控えました。
*毎日ヒートテックを仕込んでいたので乗り切れました。
<トップス>
①Vネックの黒プルオーバー
②ネイビーのプルオーバー
③グレーのボトルネックプルオーバー
④ハイネックの黒薄手ニット
<ボトムス>
④濃紺の細ストレートデニム
⑤裏起毛のホワイトスキニー/色違いでグレー
⑥グレージュカラーのボックススカート
<ワンピース>
⑥黒のミドル丈ワンピース
⑦紺のミドル丈ハイネックワンピース
<アウター>
⑧黒ダウンジャケット
*デサント水沢ダウン 2016/アンカー やはり防寒力が高い!
以上のアイテムを、③+⑥だったり、①+⑤だったり、
場面と気温で組み合わせて1か月過ごしました。
*バッグは?
移動時はキャリーケース・中型バックパック・貴重品用のオシャレ無視型機能性重視ミニショルダーといった出で立ちですが、
街巡りなどの外出時は下記の2点のミニバッグを。
中身は、ミニ財布/パスポート/スマホ/リップとパウダーくらいです。
そしてダウンジャケットの内ポケットにティッシュと除菌ウエットシートを装備(wifiと予備充電は同行者)
①シルバーのスクエアミニバッグ
*口が2で出し入れしやすい。
②カラーファーポシェット
*派手めカラーですが大体ダウン着て全身黒になりがちなのでアクセントに。
③番外編 / ダウンの内ポケットにエコバックを仕込んでおくと
買い物の時に便利です♪
<おわりに>
観光地で見かける中国人団体観光客の
赤マフや赤ダウン率の圧倒的高さ。
どうやら1月下旬~2月あたまが、春節で
縁起の良い赤を正月に身に着ける風習だったようです。
当初、赤マフラー持ってこうとしてたんですが、
そうしたらきっと団体に紛れてツアー同行できそうな勢いでした。
旅行服のチョイスって奥深いですが
快適な素材・気分があがるデザイン・洗濯し易さ・コーデの組みやすさ、
このあたりを重視すると大体持っていくべき服が割り出されます。
これからも工夫しながら気づいた事を書いていこうとおもいます~
以上、振り返り編でした。